家づくりの見本となる住宅展示場の巡り方

家づくりの見本となる住宅展示場の巡り方

憧れの戸建住宅を実現したいと思い立った場合には、様々な方法で住宅の情報を集めることがより良い家づくりにつながることに違いありません。
ウェブサイトでハウスメーカーのプラン例や工法の説明をチェックしたり、実際に注文住宅を建てた先輩方のブログを閲覧して成功例や失敗例を読むということも参考になるものですが、もっとも見本となる情報を手に入れる手段としては住宅展示場巡りが最適です。
各ハウスメーカーの高い技術力やデザイン力、収納や間取りなどの訴求力を競うように魅力的なモデルハウスが揃っていますので、情報やヒントの宝庫と言える場所になっています。
家づくりの見本となる動線の工夫や、優れた住宅性能の説明など、モデルハウスでは担当者から直接話を聞くこともできますし、詳細な説明を実際に目で見て確認することも可能です。
住宅展示場で得られる家づくりのヒントは、必ずその先のプランニングに大いに役立つものですので、まずは一度家族で足を運ぶことをおすすめします。

納得いく家づくりはカラー選びが重要ポイント!

おしゃれで素敵な家づくりは、カラー選びが重要になってきます。
特に外からよく見える外壁や屋根に関しては全体のバランスを考えてテイストに合う色にすることが大切です。
多くの人は慎重に好みの色を考えて選びますが、意外と完成したときに思っていた色と違うと感じることがあります。
これはなぜかというと、小さな見本で選んだ色と広い面積に塗った見え方とではだいぶ相違があるからです。
見本パネルはとても小さいので、実際に塗ってみると色が濃くなってしまいがちです。
思っていたのと違う仕上がりにならないためには、見本よりワントーン落としたカラーを選ぶと良いでしょう。
外壁を2トーンに分けたい人も見られます。
また周囲の環境とのコントラストも気になるところです。
理想的な家づくりには、配色がイメージしやすいシミュレーションを活用するのがおすすめです。
業者に頼めばシミュレーション機能が活用できます。
実際の完成図を見ることで、よりリアルに出来上がりのイメージが可能です。

筆者:宇山勝幸

筆者プロフィール

愛媛県松山市生まれ。
住宅展示場を見学するときは実際の広さや日当たりに注意して見ています。